みんなの日本語

みんなの日本語 初級 復習A 1-3課の復習

くまてつ@日本語教師です。

無事にみんなの日本語第1課から第3課まで勉強できたら、復習Aを使って理解を確認しましょう。

ここまでの情報は基本中の基本ですので、しっかり押さえているかどうかを確認しておきましょう。

これだけは言えないとこまるという例文をまとめておきます。

ぜひ活用してください。

名詞文と動詞文を使って自己紹介できる

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう

わたしは 〇〇〇〇 です。
〇〇〇〇 から来ました。
〇〇〇〇 人です。
どうぞよろしく。

名詞文と動詞文を使って会話を続ける

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう

A:はい、どなたですか?
B:〇〇〇〇 です。これからお世話になります。
A:こちらこそ、よろしくお願いします。
B:あのう、これ 〇〇〇〇 です。どうぞ。
A:どうもありがとうございます。

名詞文と動詞文を使って場所を尋ねたりできる

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

A:すいません。〇〇〇〇売り場はどちらですか?
B:〇〇〇〇売り場ですか?
二階です。
A:そうですか。ありがとうございます。

A:すいません。これはどこの〇〇〇〇ですか。
B:◎◎◎◎の〇〇〇〇です。
A:いくらですか。
B:〇〇〇〇円です。
A:じゃ、これをください。

助詞を正しく使える

係助詞「は」(主題)

係助詞の「は」は特に話し手が述べたいことであり、生徒には文の主題と言うようにしています。

格助詞の「が」との違いを説明すると混乱しか生じさせないので、通常の主語は主題だよと言うようにしています。

わたし( )日本人 です。
わたし( )佐藤さん( )日本人です。
花屋( )本屋( )スーパー( )間( )あります。

このあたりの助詞を正しく選べれば大丈夫です。

係助詞「も」(中国語の「也」と同じ)

係助詞の「も」は「は」と置き換えて使います。「も」を使うことで「追加」の気持ちを表すことができます。

サントスさんはブラジル人です。
マリアさんもブラジル人です。

サントスさんだけではなくて、マリアさんもブラジル人だと追加の気持ちを表しています。

サントスさんはお見舞いに来てくれましたが、他のだれも来てくれませんでした。

サントスさん以外の人が追加してきてくれなかったということを言っています。

※係助詞とは話し手の気持ちや見方を強調する助詞です。格助詞とは働きが違いますのでご注意ください。

助詞「の」(中国語の「的」と同じ)

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

これはカメラの雑誌です。
鈴木さんのカメラです。
アメリカの車です。
そのカメラは鈴木さんのですか。

指示代名詞を正しく使える

モノを指す「この・その・あの・どの」

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

この車は山田さんのです。
それはわたしの本です。
あの人はどなたですか?

モノそのものを指す「これ・それ・あれ・どれ」

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

これはなんですか?
それは本ではありません。ノートです。
あれは東京タワーです。

場所を指す「ここ・そこ・あそこ・どこ」

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

ここは中国です。
そこはなんですか?会議室です。
あそこにトイレがあります。
トイレはどこですか?

方角を指す「こちら・そちら・あちら・どちら」

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

トイレはこちらです。
トイレはそちらのドアです。
事務所はどちらですか。
あちらです。
サントスさんはどちらですか。
事務所です。

人を紹介する時に使う「こちら・そちら・あちら・どちら」

下記の内容を日本語で聞き取れるか?話すことができるか?書き取れるか?を確認しましょう。

こちらはサントスさんです。
そちらはどなたですか。
マリアさんです。マリアさんもブラジル人です。
あちらはどなたですか?

毎回、勉強内容を確認していかないと酷いことになる。

この復習Aを一区切りにして、予習、学習、復習のパターンを生徒が作れるように助けてい行きたいです。
ここでこけると、あとあとに響いてきます。
くまてつでした。

ABOUT ME
くまてつ先生
中日・英日翻訳者。中国語母語者にマンツーマンで日本語を教えています。教えた生徒はすでに40人以上。ほとんどが日本へ留学しています。また日本語教師向けのセミナーを毎月2回開催しています。